最近、検索の仕方がずいぶん変わってきた。
「〇〇 おすすめ」と打ち込んでいくつものサイトを見比べる、というやり方から、AIに直接「〇〇でおすすめのものを教えて」と聞いて、一発で答えをもらう。そんな検索体験がどんどん当たり前になってきている。
そうなると、ふと気になることがある。
これまでアフィリエイトリンクは「記事の中」にあった。比較表の下、レビューの最後、見出しのすぐあとのボタン。読者が記事を読み進めて、納得したタイミングでクリックしてもらう、という流れが前提だった。
でも、AIが要約して答えを出してしまうなら、その「記事を読む」という工程そのものが減っていく。読者は元記事を訪れず、AIの回答画面だけを見て終わる。そこにリンクがなければ、アフィリエイターはそもそも収益を得るチャンスすら得られない。
リンクは「記事の中」から「AIの回答の中」へ
もしAI検索が主流になったら、アフィリエイトリンクが置かれる場所は、記事の中ではなく、AIの回答そのものの中に移っていくのかもしれない。
AIが「このサジェスチョンにはこの商品のリンクを添える」という形で、要約の末尾や商品名の横に自動でリンクを差し込む。読者は記事を経由せず、AIとの対話の中でクリックする。
そうなると、アフィリエイターの仕事は「記事を書くこと」から「AIに正しく参照される情報を用意すること」に変わっていく気がする。読まれるための文章ではなく、引用されるための情報。人間の読者を口説く文章力より、AIに「この情報は信頼できる」と判断してもらう構造化された正確さの方が、価値を持つようになるのかもしれない。
それでも「記事」が消えるわけではない
とはいえ、記事そのものが完全に不要になるとも思えない。
AIが回答を作るためには、元となる情報源が必要だ。誰かが実際に使って、実際に感じたことを書いた記事があるからこそ、AIはそれを引用したり参考にしたりできる。つまり、記事は「読者に直接読まれるもの」から、「AIに読まれ、参照されるもの」へと役割が変わっていくだけなのかもしれない。
そう考えると、リンクの置き場所が変わっても、書く人の役割自体はまだ残る。ただ、読者に向けて書くのか、AIに向けて書くのか、その意識の持ち方は変えていく必要があるように思う。
信頼される「発信元」であることの重み
もう一つ気になるのは、AIがどの情報を信頼して回答に使うか、という部分だ。
同じ商品について書かれた記事が100個あったとして、AIがどの記事を参考にするかは、その発信元がどれだけ信頼されているかに左右されるはずだ。個人の雑記ブログが、大手メディアや公式サイトと同じ土台で選ばれるとは限らない。
だからこそ、これからは「誰が書いたか」「どれだけ実体験に基づいているか」といった、記事の裏側にある信頼性が、これまで以上に問われるようになる気がする。テクニックだけで作られた記事より、地味でも実際に使った実感が詰まった記事の方が、結果的にAIに拾われる時代になるかもしれない。
まとめ
AI検索が主流になれば、アフィリエイトリンクの置き場所は、記事の中からAIの回答の中へと移っていく可能性がある。読者との接点が変わることで、アフィリエイターに求められるものも「読まれる文章」から「参照される情報」へと変化していくのだろう。
それでも、実際に使って感じたことを言葉にする、という記事を書く行為の根っこの部分は、きっとこれからも変わらない。リンクの置き場所が変わっても、誰かの実感が誰かの選択を助ける、という構造自体は残り続けるはずだ。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
PR
コータのAmazonページへ
よろしければ、
のぞいてみてください
0 件のコメント:
コメントを投稿