2026年9月2日水曜日

アフィリエイトは終わコンなのか、それとも進化するのか

「アフィリエイトはもう終わった」

そんな声をネットで見かけるたびに、少しだけドキッとする。実際にブログを書き続けている身としては、他人事ではないからだ。

検索流入は減った、SNSの影響力は強くなった、AIが記事を書く時代になった――たしかに、数年前とは状況がまるで違う。それでも「本当に終わったのか?」と聞かれると、素直に頷けない自分もいる。

「終わコン」と言われる理由

まず、なぜそう言われるようになったのかを整理してみたい。

一つは、検索エンジンのアルゴリズム変化だ。個人ブログよりも大手メディアや公式サイトが上位表示されやすくなり、新規参入者が検索経由で読者を集めるのが以前より難しくなった。

二つ目は、情報の取得方法そのものが変わったこと。何かを調べるとき、検索ではなくSNSや動画、あるいはAIチャットに直接聞く人が増えている。「ブログを読む」という行動自体が、若い世代ほど減っているのは体感としてもわかる。

三つ目は、単純に参入者が増えすぎたことだ。同じジャンル、同じような構成の記事が量産され、差別化が難しくなっている。これは「終わコン」というより「レッドオーシャン化」と呼ぶべき現象かもしれない。

それでも消えていないもの

一方で、アフィリエイト自体がなくなったわけではない。むしろ市場規模で見れば、まだ緩やかに伸びているというデータもある。

なくなったのは「誰でも簡単に稼げる時代」であって、「アフィリエイトという仕組み」ではない、というのが実感に近い。

たとえば、特定のジャンルに深く入り込んで、実体験や比較データを積み上げている個人ブログは、今でも根強く読まれている。読者が求めているのは「量産された当たり障りのない情報」ではなく、「その人にしか書けない視点」なのだと思う。

変わったのは「稼ぎ方」ではなく「求められる中身」

ここ数年で感じるのは、記事の役割が変わってきたということだ。

以前は「とりあえず記事数を増やして検索順位を取る」というやり方が通用した時期もあった。しかし今は、AIが同じような文章をいくらでも書けるようになったからこそ、逆に「人が実際にやってみた話」「失敗も含めた正直な感想」の価値が上がっている気がする。

SNSで情報を拾い、動画で使い方を確認し、最後に「じゃあ実際どうなの?」という部分だけブログで深掘りする――そんな読まれ方をしている記事も増えてきた。ブログが情報の入り口ではなく、最後の後押しになる場面が増えたということかもしれない。

進化しているとすれば、どこか

個人的には、「終わった」というより「役割が変わった」と捉えている。

誰でも同じテンプレートで稼げる時代 → 終わった
個人の経験や視点を積み重ねて信頼を作る時代 → むしろこれから
SNSやAIと組み合わせて、複数の入口から読者に届ける時代 → 今まさに進行中

ブログ単体で完結する時代から、SNSや動画、AIツールと組み合わせて「読者との接点を増やす時代」に移っているのだと思う。

まとめ

「アフィリエイトは終わコンなのか、それとも進化するのか」という問いに、今の自分なりの答えを出すとすれば、こうなる。

簡単に稼げる時代は終わった。でも、アフィリエイトという仕組みそのものは終わっていない。

むしろ、量より質、テンプレートより経験、が問われる時代に変わっただけなのかもしれない。


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